私が作るお菓子の半分以上は、パウンドケーキの型を使うパウンドケーキかケークサレ。
それは、ただ単にパウンドケーキが一番簡単で作りやすく、アレンジもしやすいからで。
だけどそれ以上にパウンドケーキは私にとって、思い出のケーキ。
20代の頃パンとケーキを習っていて、パンやお菓子を作るのが割と好きだった私。
数年前に東洋医学と刮痧の勉強をしていた時に、先生に「薬膳スイーツとか作れる？パウンドとか作れる？」と聞かれた時、気楽に「作れます」と答えました。
「東洋医学の講習とかある時に、スイーツ出したい時とかにお願いできる？」と声をかけていただきました。
「わ⁉️大丈夫か、私!人様にお出しできるものを作れるの？」
それから私はパウンドケーキの研究と練習をしました。
当時自分だけではちょっと不安だったので、料理やお菓子が得意な友人に、卵ありバージョン、卵無しバージョン、小麦粉バージョン、米粉バージョンなどいくつか教えてもらい、なんとかお出しできるものに仕上げたのです。
それから数年経ち、やはり相変わらずパウンドケーキとケークサレを焼いています。
今はこの本を参考にすることが多いです。
粉を米粉に変えたり、強力粉にしたり、葛粉入れたりミックスしたり。
甘味をハチミツにしたり、メープルにしたり。
塩を味噌に変えたり。
具はたまたま冷蔵庫にあるもので、相性が良さそうなのをいくつか混ぜて。
多分二度と同じケーキは作れないけど、それがまた楽しい。
今日は、姉に送ってもらった米粉と強力粉、6年前につけた梅酒の梅、クルミを具材に、お味噌で味付けしたケーキになりました。梅が甘いから甘味なしです。
美味でした^ ^
東洋医学の先生に声をかけていただいた時「そんな、私には無理です」とも言えたかもしれないけれど、そう言わずにさせていただいて、本当によかったと思う。
雪絵先生、今更ながら、ありがとうございました💕
ケーキは挑戦したけれど、私は今まで「私には無理です」と言ってしまったり、諦めたりしていたことも多々ありました。
だけどパウンドケーキのように、これからは色々挑戦する人生にしたいと思います🎶
